アニメの『WORKING!!』は三度も監督が変わってる。

言いたい事はタイトルに全て書いてるんですが(笑)。
まあ、もう少し細かく書くと監督が3つのシーズンで毎回交代してるのに作品の面白さが損なわれないのは原作の持っている力なんだなと強く思います。高津カリノ先生さすがです。
平池芳正監督の一期が割と好きだったりします。一期は話作りがアニメチックだったと思います。二期三期は吉岡たかをさんが脚本に入ったか分からないですが、ドラマ性の要素が高くなったように感じました。まあ、物語の進行具合も加味されてるんでしょうが。
画作りも一期から二期に入るとロングショットでキャラクターの頭身を全て映すような構図が多くなっていったと思います。ちびキャラも出てきますし。二期は金粼貴臣さんが大活躍でした。二期で面白いと思ったのは金崎さんコンテ回の6話を観てからなんですよね。
三期は普通に観ていました。一期から二期への変化に比べれば、二期から三期への変化はさほど無いような気がします。監督の鎌倉由実さんは一期にも参加していたんですよね。

こういった三期にも渡る作品って近年のアニメじゃ珍しいと思うんです。その中でもシーズン毎に監督が変わるのはさらに珍しいと思います。それでも作品が人気であり続ける理由には、原作の『WORKING!!』という漫画の面白さや登場人物の芯の太さが強くあるのだと思うのです。



P.S

高津先生は『WORKING!!』も『サーバント×サービス』も面白いですが、どちらも実際に経験しているということで日常ものは経験したものを素材にするのが一番なのかなあと思ったりしました。