あの言葉から学ぶ 上岡龍太郎

「僕はあの、好きになった人のことは、全部好きですから」
上岡龍太郎


これはEXテレビで上岡さんがキレて、少し静まって紳助さんと会話をしている時に出た言葉ですね。

上岡さんは、一度好きになった人を嫌いになることはない。
こんなようなことも仰ってました。どこかで。

この言葉は中高生くらいの時に知りたかったですね。
まあ、耳を貸すことはなかったと思いますが。

小中学校時代は、仲のいい友人とそこまででもない人間、目に見えて別れてました。
だんだんとその境界線が見えなくなってきたというか。「付き合い」って言葉もありますし。得るものと失うものがありますね。

仲のいい人間を嫌う時ってのはどんな時だろう。嫌う、というよりかは呆れる時だったり、苛立つことが多くなっている時はもう嫌いなのかもしれません。その人が、そういう人間だと割り切っていても

相手のここがイヤだと思ったり、嫌いになった時は誰が悪いんだろう。
相手ではなくて自分が悪いんじゃなかろうか。
悪いという言葉はよくないですね。
自分の目がそれを見抜けなかった。相手と初めて会ったとき、話したとき、相手がどんな人間なのか理解できる人にこの言葉が使えるんだろう。
僕はそう思いました。

そして、好きになった人がどんなに悪いことをしても心の中では好きなままでいる、懐の大きい人間になりたいですね。