2019年の神宮ライブを振り返りながら、最近の乃木坂46のことを語ってみる試み

2019年の明治神宮野球場の3日間が終わりました。

3日目の最終日は「キャプテン桜井玲香 最後の活動日」とされており、それに伴いライブ・ビューイングが開かれました。全体ライブを観るのは、西野七瀬卒業コンサート以来でしたが、そのとき同様にあまり高い熱はなく、ぼーっとしていながら観ていました。が、観ていると色々思うところが出てきて、ちょっとライブの感想がてら記録として、それらの印象や最近思っていたことを文章として残してみることにしました。

 

 

1. Overture

2. ガールズルール

Overtureは基本的にはいつも通りで、神宮ラスト桜井ラストということもあって、部分的な変化があったのかもしれません。Ovetureが終わると白石が登場し、「え、ガールズルールから?」と驚いていたらすぐに曲が始まりました。

「ガールズルール」で始まると、「2019年の夏」という感じがしないので、どうなんだろう? とも思いましたが、白石はあまりグループ全体としての活動も少ないので、まあアリかと。最終的にはそこに落ち着きました。

 

3. 太陽ノック

4. 夏のFree&Easy

5. 裸足でSummer

MC

なんなんだろう、この焼き増し感は……。今が2019年だと思えないくらい、ここ3年なにも夏の楽曲を発表してないような流れ。「太陽ノック」も「夏のFree&Easy」もセンター不在。飛鳥と堀が埋めていたとは思いますが、どうあっても過去の面影を見る構図はどうなんだろう、と。

基本的に、乃木坂の選抜制度はドラマ装置だと思っているので、あの時のあの曲で〇〇は選抜入ってたなとか、そこが観るべきところであって、今年の夏曲から選ばれたメンバーがパフォーマンスしても、なにも感じないというか……。まあ、毎年思うことではあるんですけどね。

そんなことを考えたらMCになっていました。

MCはいつも通りのゆるふわ空間で、白石松村が楽しそうに話しているのはなんかいいねといった感じでしょうかね。そんなこんなで次のパートに入っていきました。

 

6. 三番目の風

「三番目の風」の功罪ってあるよなあ……。なんてことを考えてました。この曲で3期生の人気に火がついたと思いますが、ある程度の時間が経過すると、「結局この一発のブースターがまだ続いてるだけなんだよなあ」に変わってしまうんですよね。短く纏めると、「まだ3期生でまとまってるの?」っていうことなんですが。

選抜に入ろうが入らなかろうが、各々が確立した存在にならず、結局まとまることでしか自分たちの力を出せない。いつまで経っても「乃木坂46 3期生」が付いて回る。

3期生の誰かが「わたしは乃木坂46 三期生になりたかったんじゃなくて、乃木坂46になりたかったんです」っていう、自己批判のできるメンバーが出てこないかなと思ってるんですが、一向に出てくる気配はないですね。3期生は楽しそうに踊ってましたけど。

 

7. 4番目の光

3期生4期生ブロックがあるというのは、事前にちらっと入っていたんですが、ここなのかと。ちょっと気だるげに観ていました。

ほぼほぼ興味ないんですが、この3期生4期生ブロックを楽しめるファンもいるわけです。ここが、今の乃木坂の難しいところなんですよね。

1期生から4期生までがグループにいることで、グループ全体が肥大化、複雑化していることは確かだと思います。その中で1つのグループを観ているのに、楽しみ方が分割されているんです。多様化ではないと思います。1期生や2期生を自立した女性と考え、その一人ひとりの言葉や行動を追っているファンと、4期生や3期生をかわいらしい存在と捉えて、叫びながら楽しめるファンもいるわけです。(実際、隣にいた高校生くらいのファンは立ってサイリウムを振って叫んでいる後者でした)

1期生から4期生まで全員がアイドルですが、どう観られているかは違うと思います。3期生が加入しただけなら「混在」だと思いますが、4期生まで入ると、もう「分割」なのかなと。そんなことを考えてました。

 

8. トキトキメキメキ

9. キスの手裏剣

3期生と4期生がまとまらなければ自分たちを表現できない、みたいなことを言いましたが、実際にはプラスになっている面もあると思います。それは、3期生4期生のブランド化です。

いつか1期生がほとんどいなくなった時に、「あの3期生」「あの4期生」としてあとから入ってきた後輩の前に立てるわけです。これは大きいです。実際に4期生のメンバーの多くは3期生を観て乃木坂に入ったわけで、この狙いは現状でも多少は成功している感触があります。

パブリックな乃木坂のイメージは1期生の何人かが持っているので、そのメンバーが卒業すればパブリックな乃木坂のイメージはある程度失われるでしょう。ただ、そこで身内の人気も落とすわけにはいきません。身内の人気を維持するために、1期生が活躍している間にブランド化を進めなければいけない事情があるのかもしれません。

3期生は、4期生と一緒に扱われていることに悔しさを覚えても面白いと思うんですけどね。3年もやっているのに、なぜまだ新人扱いなんだと。そこに奮起しても面白いとは思いますが、楽しい曲なので楽しく踊っていました。

 

MC

3期生4期生のMCブロックは梅澤でした。MCのイメージがあって、実際に観たの初めてか二回目くらいでしたが、あんまり上手くないなと思いました。

ある程度の印象の話です。

緊張してないことを出そうとし過ぎるがあまり、裏返って緊張しているのが伝わってくるんですよね。まず、喋るスピードが速い。よどみなく喋れているというよりは、余裕がひたすらないように感じました。誰に質問するか、どんな質問をするか、どんな風に纏めるのか、すべてが決まっているようで、大丈夫か? と気になってしまいました。桜井のMCだって物足りなさは感じますが、安心感みたいなものはありますからね。そこら辺がなにもなくて、逆に3期生4期生は不安だったんじゃないのかなと。これは邪推なりますが。

 

10. 自由の彼方
11. 他の星から
12. 白米様
13. 自分じゃない感じ

1期生2期生パートないのか……と思いつつ、ユニットコーナーへ。

「自由の彼方」は、笑いに走らない堀を観た気がしました。

「他の星から」は飛鳥と遠藤さくら。直近のセンター同士という話題性のありそうなユニット。飛鳥が後輩とのパフォーマンスの差を観客に見せる構図にも見えなくはない。ただ、直近のセンター同士なのでユニットを組む流れは理解できる。上手くやってるなと。やっぱり自己プロデュース能力あるんだなあ、なんて思って観ていました。色んな要素がありつつも構造的にまとまっているのが、ニクいですね。

「白米様」は真面目半分おもしろ半分。良いバランスでした。純奈と久保の組み合わせがアンダーライブを思わせていました。

「自分じゃない感じ」は暗闇で靴を光らせる演出が、全身を観れなくてもったいないと感じさせるほど見応えのあるパフォーマンスでした。中田とまあやはもちろん、阪口もよかったです。阪口は教科書通りのダンスという印象があったんですが、段々と自分のパフォーマンスの枠を広げているのかなと思ったりしました。5人が広がるところで若干まあやが広がり切れずに阪口と被っていたのは、阪口ファンごめんなさいという感じでした。真反対の中田さんは正確でしたね。さすが。

 

VTR
14. インフルエンサー
15. 命は美しい
16. 何度目の青空か?
17. シンクロニシティ

選抜パート。中田のいない「インフルエンサー」はいまいち盛り上がらんなあ……と。「命は美しい」あんまり好きじゃないんだよな……と。「何度目の青空か?」の生田は完全にモノにしているな~と。

シンクロニシティ」だったと思いますが、松村の表情がシンクロニシティの感じを出していて、センターやっちゃえよと思いました。


18. 滑走路
19. 日常

アンダーパート。まさか2曲で終わるとは思いもしませんでしたが……。「滑走路」も割と好きなんですが、すっきりポップは盛り上がらないんだろうなと。「日常」に比べての差に「うーん」となってしまいました。歌詞や曲中に「ヘイ!」という言葉がないと盛り上がれないファンもそれなりにいるのかなと。結構な偏見ですが、だから新曲もあんな感じになるんだと思います。これも「三番目の風」の功罪と言い切れなくもないんですよねえ……。

「日常」は良かったですね。松村同様、北野もセンターやっちゃえよと思いました。中田や絢音ちゃんも良くて、カメラワークがもうちょっと、もうちょっと……という感じでした。


20. あの日 僕は咄嗟に嘘をついた
21. ここにいる理由
22. 不等号

ここは、なんなんでしょう……。いるんだろうか……? VTRで自分たちの曲を「名曲」と言っちゃってるのが、まずスベってるし、どうしたものか……。

アンダー曲をそのままやるのではなく、選抜メンバー含めた構成でパフォーマンスする。これ自体、アンダー曲を取り上げてくれたと捉えることもできますが、ちょっと難しかったですね……。

センターすら選抜メンバーが務める。在りし日の井上小百合伊藤万理華だったら裏で悔し泣きしてるんじゃないかというような采配だと思いました。もう少し意味のあるユニットだったら、それなりに観れる形になったとは思うんですが、そういうこともなく。難しかったですね。「原作レイプ」って怒り出すファンがいても不思議じゃないような光景でした。

九州シリーズを観て以来、「ここにいる理由」の絢音ちゃんのパフォーマンスが好きなので、それが垣間見れたのはよかったです。

中元日芽香がセンターとして立っていた「不等号」に、齋藤飛鳥がセンターとして立ってる。これは好きな采配でした。「君は僕と会わない方がよかったのかな」の方が有名だと思うんですが、どうして披露しなかったのかは気になりますね。飛鳥が遠慮してたりして……と頭によぎりました。新内の間奏付近のダンスが微妙だったのがはちょっと残念でした。一応はオリメンなので。披露する機会も少ないでしょうが。

中田のダンスはやっぱり見応え抜群で、すごいなーと毎度のことながら感服してました。ちょっとアニメっぽいんです、中田のダンスは。腕の角度と動かし方、どのくらいのコマ数で動かすとか、どのくらい考えてるんだろうと想像してしまいます。その上で機械っぽくないんです。感情は乗ったうえで正確に魅せるところは誰よりも魅せるので、「感服」以外の言葉が見つからないですよね。

 

VTR
23. 僕のこと、知ってる?
24. そんなバカな…
25. ハウス!

ここら辺からどんどんテンションが下がってきます。

「僕のこと、知ってる?」をさも美しい曲かのようにVTRを作っていましたが、選抜しか歌ってませんやん……。

少し前の乃木坂工事中もそうですが、選抜とアンダーの隔たりはまた生まれたの? と。そこが最近の乃木坂の結構しんどいところなんですよね。選抜とアンダーが互いに切磋琢磨していたあの時間はなんだったんだろうと。虚しさすら覚えます。

20~22シングルのアンダー曲の扱い方からも分かるように、あんまりアンダー自体に製作サイドが興味を持っていないんだろうと思います。一つ前のブロックでもそうですが、そういうのが時折うっすらと出てくるのがしんどいんですよね。

 

MC
26. 世界で一番 孤独なLover
27. スカイダイビング
28. おいでシャンプー

飛鳥のドラムから、最後のブロックが始まりました。「乃木團」がすぐに頭を浮かびましたが、中田とまあやは最初から頭数にも入っていないだろうとすぐに悟りました。もちろん、飛鳥の腕に2人が付いて行けないだろうというのはありますが、でもこれは最初から飛鳥を目立たせる仕組みだなと。もっとメンバーで色々とやってほしいんですけど、そこまで飛鳥プロパガンダを見せつけなくてもいいのになあ、とは思いましたね。

おいでシャンプー」は、桜井と中田との絡みが観たかったです。生田生駒星野というフロントの次に考えられた桜井生駒中田というフロント。結果から見れば、生田生駒星野という体制が続いていくわけですが、桜井生駒中田に可能性を感じたのも確かだと思うんです。だからもっと大切に扱ってほしかった。間奏開けの飛鳥が桜井に向けたコールは素晴らしいものだったかもしれませんが、飛鳥にしてほしいのはそういうものではなくて、演出を多少無視してでも中田と桜井をくっ付けたりするようなところを観たかったですよね。かなり無茶なことを言っていますが。

 

29. ジコチューで行こう!
30. Sing Out!

ラストは飛鳥センターの2曲で締めて終わりました。「ジコチューで行こう!」を観ている時は、飛鳥の出番多いな……というのが一番頭に浮かびました。

飛鳥プロパガンダとか言ってますが、結局は飛鳥がこの真夏の全国ツアーではセンターなわけで、センターが大活躍したと考えれば、全然問題はないわけです。

でもふと思ったんですよね。この依存にも似た形は西野七瀬で観たことあるなと。

去年の年末に活動を終えた西野がバースデーライブや乃木坂46のドキュメンタリーにおいて主役級の扱われ方をする。卒業したのにも関わらず、変わらぬ強い依存度。このライブのドキュメンタリー映像部分にも西野の部分的に使われていました。人気があるから依存してるのか依存してるから人気があるのかは分かりません。

ライブにおける西野は真夏の全国ツアーのセンターを務めることが頻繁になかったので(1回程度?)、このライブの飛鳥ほど「出番が多いな」と感じることは少なかったと思います。どちらかというと、要所要所でセンターに入りパフォーマンスで魅せる、といった感じでしょうか。ここで言う「依存」に似た形は、真夏の全国ツアーよりも、むしろバースデーライブのたびにソロ曲を何度も披露している時に感じていたと思います。

飛鳥に目を移すと、飛鳥センターの真夏の全国ツアーは今回で3回目。これは、かなり多いと思います。2016年、2018年、2019年。直近のライブのほとんどが飛鳥です。そして、飛鳥の場合は卒業生のセンターポジションにも入るは、自分がセンターの夏曲もあるは、どうあっても目立たざるを得ない。これでは後半になるにつれ、どんどん印象として強くなるのは当然です。

とどのつまり、なんで飛鳥センターで真夏の全国ツアーを回ろうと思ったんだろう? ということですよね。

2年続けて真夏の全国ツアーをセンターとして回れば、よりグループの看板役者として印象付けることはできると思います。でも、それは「内側」に対してだけです。新規にファンになった人間にとって齋藤飛鳥が凄いんだと明示させることはできるでしょうが、個人的には同じことを繰り返しているだけに映ってます。

大切なのは飛鳥をより主役に主役に立たせることではなくて、ポジションや役割に関係なく、3期生や4期生にとっての導き手にもなれるんだと思わせることではないんでしょうか。そして、そういったプロデュースのようなものが必要なんじゃないでしょうか。

2017年の事例を考えれば、4期生が真夏の全国ツアーのセンターを務める可能性もあったわけです。それよりも、どうしても「夜明けまで強がらなくてもいい」を4期生にやらせたかった理由はあるんでしょうか。4期生をファンに向けてアピールするなら真夏の全国ツアーが相応しい舞台だとは思います。それ以上のプロモーションがこの後に待っているとは現状思えないんですけどね。

ただ、「Sing Out!」という曲を考えると、飛鳥が適任なような雰囲気もあります。

ここの部分は解釈や様々な事情が入り乱れている部分だと思うのでこれ以上の言及は避けておきます。言い出したらキリがなく何通りも答えを出せると思うので。

ただ一言いうならば「Sing Out!」のパフォーマンスは「やっちゃった感」がありました。

謎のパリからの中継映像。なぜ中継を入れるのか? なぜパリなのか? パリで人種関係なく踊るのは分かります。ただ、あの場所であの人数で踊る意味はあるのか? 恥ずかしくなって直視できませんでした。

 

アンコール
VTR
31. 時々 思い出してください
MC
32. 夜明けまで強がらなくていい
33. ロマンティックいか焼き
34. 僕だけの光
MC
35. 乃木坂の詩


ダブルアンコール
36. 会いたかったかもしれない
MC

 アンコール以降のことは特に書くべきこともなく、お疲れさまでした。という感じでしょうか。

ちょっと話が逸れます。

乃木坂46というグループは隔たりが生まれるグループです。これはもう、初期からずっと続いているものです。ただ、隔たりはあっても中にいるメンバーはメンバーに対して隔たりを作るようなことはしないんですね。仮にあったとしても、それは融解していって歴史となりメンバー同士の調和を生んでいます。

組織の中で隔たりを作られようが、相手を思いやり肯定する。

その美しさみたいなものが乃木坂46にはあるんだと自分は思ったわけです。

乃木坂46というグループが肥大化、複雑化していく中において、ファン一人ひとりが考える「自分の好きな乃木坂46」というものが生まれているんだと感じます。それぞれの好きな乃木坂46ということにおいては色々あるとは思いますが、自分の場合は上に挙げたことだったりします。

だから巷でよく言われるような「〇〇が乃木坂を礎を作った」とか「△△がいなかったら今の乃木坂はない」とか、あんまり考えたくないんですよね。みんなで乃木坂だと思うので。

だから、アンコールの際に1期生で桜井を囲めばいいのに、わざわざ選抜とアンダーを露骨に分けるやり方をするのにはゲンナリします。桜井が「夜明けまで強がらなくてもいい」に参加した経緯として「思い出を作りたかった」みたいなことを言っていましたが、桜井にとっては思い出の場所でも、現メンバーにとっては闘いの場所だと思っている人間もいるはずです。だから、その辺のことを考えるとモヤモヤするんですね。

もちろん、桜井がいなくなったとしても、そこに席があるわけではないことは分かってはいますが、その言葉はいらなかったかなとか思ってしまいました。

キャプテンというのは難しい役職だと思います。今、言ったようにすぐに揚げ足を取るような人間が多いからです。その中で、8年間キャプテンとして居続けたことには、やっぱり「おつかれさまでした」という言葉が相応しいと思います。

やはり、桜井玲香というキャプテンがいてこその乃木坂だとも思うからです。

8年間おつかれさまでした。

 

 

 

今回、アンコール含めたライブ全編を観ていて最後に思ったのは、フロート(トロッコ?)に乗る機会がかなり多いんだな、ということでした。他のアイドルを追いかけている人なら特に感じないかもしれませんが、結構多いなと思いました。でもこれは、ある意味で言えば握手会の延長線にあるものなんだなという気がしたんです。

乃木坂というグループが握手会人気から写真集人気にも派生してテレビに出演する機会を得ましたが、ライブの人気もある程度は「近くで見られる」というのが前提にあるのかなと。それ自体に関してどうこう言うつもりもありませんが、ふと思ったのでここに記しておくことにしました。

君の名は希望」と「制服のマネキン」をどちらもやらないのは意外でしたが、もう今後はこうなっていくんだなあと一抹の寂しさも感じるライブになりました。

 

多少というか、かなり脱線しましたがこれで終わります。来年の夏はどうなるんでしょうか。ライブビューイングがあるんでしょうか。2017年の神宮はいつ映像として世に出るんでしょうか……? CSでもどこでも良いので放送してくれることを心待ちにしていますよ……。