BUMP OF CHICKENの歌詞がいいという風潮

いやに扇情なタイトルだな(笑)。糞みたいなまとめブログ的でもあるし。

趣味で音楽鑑賞なんて答えちゃうような人は三つの分類に分かれると思うんです。
音楽を主に歌詞で捉える人。そして曲で捉える人。最後にどちらも楽しむ人。
自分の場合は、主に音楽の曲を楽しんでます。歌詞は頭に入らず、曲のノリや気持ちよさを楽しんでいると思います。最近Cymbalsにハマっているのにもそういった理由があるのだろうと感じてます。もちろんCymbalsは歌詞が駄目というわけではありません。英語の歌詞なので聴いているとよく分からないというのはありますが。
というか、音楽を聴いてる時は必ずボーっとなにかを考えているので、歌詞が頭の中に浮かばず曲が流れているだけ、といった感じ。でもリズムがよければ、それでいいのです。どうにか頑張って意識的に歌詞を頭に並べようとしても途中で脱落してしまうんですね。
昔からBUMP OF CHICKENのことは好きですが、彼らの歌詞が素晴らしいという評判にはずっと頭を捻ってきました。どうしても抵抗があるわけです。というのも、さっきから書いている通り自分は曲のカッコよさから入ってるからです。
確かに「K」なんかは感動的な歌詞だとは思うんですがね。もっと詞ではなく曲に目を向けてもらいたいなーと思ってました。「とっておきの唄」の間奏のギターとか、たまらないわけです。その後のコーラスの混ざったCメロと大サビも。
その中でも、自分は歌詞が好きな曲があります。それが、「supernova」です。これは昔、友達とも共感したバンプの歌詞が好きな曲の一つです。アコギの音色も耳心地がいいんですが、なによりもシンプルな歌詞が心に突き刺さります。聴くたび聴くたびに、自分の中で曲の味わいが増していく。そんな印象がありますね。
「僕らの時計は 止まらないで 動くんだ」


P.S.
もちろん歌詞が好きな曲は沢山あります。それだけ沢山の音楽を聴いてきたということでもありますし、ちゃんと歌詞を読みとろうとする意識は昔よりも高いのかもしれません。最近だと、ベボベの「ファンファーレがきこえる」やバンプの「ray」なんかが、歌詞を聴きたくて聴く楽曲ですね。
歌詞だけでも曲だけでも駄目なんでしょう。でも、歌詞だけ好きな曲はあまり思いつきません(笑)。