最近のBase Ball Bearの二つの曲を聴いていたら、どちらもラストのサビ前にかなり盛り上げてることに気付いた。
最近のベボベは意識的にカタルシスを作ってるのかもしれない。そんなことを思った。というか、前からもやっているのかも。ただ最近、そのカタルシスにうまくギターのメロディがのっているような気がする。
音楽にカタルシス、あまり違和感はない。
（というか、自分が音楽を語れない人だった）
二曲のうちの一つ。
「初恋」
このミニアルバムもいいんだよな。恋で締まって色々な感情が溢れてく。
この曲に関してはアウトロもいい。解放感があって、タイアップした映画にどうマッチしているのか気になる。
最近は歌詞も聞き取れるようになってきたのに自分の成長を感じる。この曲は歌詞が良いんだ。
もう一曲。
「PERFECT BLUE」
この歌詞はダブルミーニングになっているとバンドのフロントマン（響きが良い）の小出氏が言っていた。
この曲のサビは『抱きしめたい』を彷彿とさせるんだよな。多分似たような構造になっているんだろう。
最近の小出祐介氏はすごいなと。昔は小出小出と呼び捨てだったが、それは改めなければいけないのかもしれない。
いつか小出さんと呼べるくらいに尊敬したい。
ニューミニアルバム『THE CUT』もよかった。タイトルチューンの「The Cut -feat.RHYMESTER- 」はヒップポップとロックの融合だったっけか。うまいこと出来てるんだよな。カッティングが気持ちいい。
歌詞はSNSへの皮肉だったか文句だったか。怒りだったかもしれない。
初回限定版はEPレコードサイズ・特製紙ジャケット仕様だからかなりデカくて邪魔になるけど福袋みたいで好きだぜ。
MVはワンカット撮影。
最近すげえぜ小出氏。頑張れ小出氏。5thアルバム楽しみにしてるぜ。
