話数単位で選ぶ、2012年TVアニメ10選

ルール

・2012年1月1日〜12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。
・1作品につき上限1話。
・順位は付けない。

「今更かよ……」とかそういうツッコミしない。そう、今更だよ!
集計はもう終わったらしいけど、せっかくはてなブロガーなんだからやってみようかなと。
最近アニメ観ずに、映画ばかり観てるので記憶が欠落してるんですよ。なので、参加している方々のブログを拝見して記憶を呼び起こしました。
やっぱり、いくら天邪鬼とはいえど被る作品はありましたね。
ただ、十作品も思いつくかが問題で。しかも、録画してまだ観れてない作品もあるし。
うーむ、どうしたものか。まっ、いっか。いってみましょい。
記憶が曖昧なので、作品によって感想がバラつきがあります。
前置き長いな(笑)。



エウレカセブンAO』第24話 夏への扉

脚本:會川昇 絵コンテ:京田知己村木靖 演出:京田知己 作画監督小森高博、可児里未、山崎秀樹 メカ作画監督:吉岡毅 キャラクター監修:織田広之吉田健一

しっかりと親子を魅せた作品のなかで、主人公のアオとレントンエウレカとの親子の関係は前作を観た人たちにとっては感慨深いものだったんではないでしょうか。會川さんの相変わらずのテーマと京田さんのやりたいことがマッチしていたような気がします。アオが空中戦の中でレントンに想いをぶつけるシーンではなぜか涙が出そうになりました。
他だと4話なんかがお気に入り。


モーレツ宇宙海賊』第21話 決戦!ネビュラカップ
脚本:宮崎真一 絵コンテ:西村 聡 演出:筑紫大介 作画監督大河原晴男、山下英美 作画監督協力:今西 亨、寺尾憲治

この回は、確か、バラエティに富んでるんです。アイちゃんという新入生にフォーカスが当たるんだけど、結果的にはみんなが活躍してる。なおかつ、SF的要素も満載で『モーパイ』の枠からはみ出てない。あと髪のなびきがもうちょっと細かく田中宏紀さんのようなら良いのになあと。
過去にもブログを書いてるので、それで。『モーレツ宇宙海賊』21話感想


坂道のアポロン』第7話 ナウズ・ザ・タイム
脚本:加藤綾子 絵コンテ:松尾衡 演出:出合小都美 作画監督:Cindy H.Yamauchi

この回は、カタルシスですね、一言でいえば。あの文化祭シーンでのピアノ演奏、最後に主人公が立つところの爽快感というか解放感というか、あのカタルシスはたまらん。演出は出合さんだったんですね、今思えば。『となりの怪物くん』では良回を連発してますね。七話でのキャラクターの画面の配置は面白かったです。あとはOPもコンテ演出を担当してますね。


『ファイ・ブレイン』第18話 加速する挑戦者 脚本:樋口達人 絵コンテ:松尾衡 演出:阿宮正和 作画監督:安彦英二

正確に言えば、18話から続く二十話までの一連のカイトとギャモンのライバル関係。作画も好調だし、話は盛り上がるし、ワクワクしながら観てましたね。この回は爆発エフェクトがよかった。松尾さんてすごいんだあ、と漠然と思っていたような。この二人のライバル関係は、ちょっと青春ものっぽい印象を受ける。才能とか才覚とかそういうのがキーワードになってそう。18話も同じくらい推したい話。
【ファイ・ブレイン 神のパズル】18話感想


『あっちこっち』第1話 あっち⇔こっち

こんなに面白くないんだ、と印象に残ってるアニメですね。面白い面白くないと決めつけたり、斬り捨ててはいけないとは思うんですが、「なんだこりゃ」と思ったアニメだったんで。その前に放送してた『キルミーベイベー』の存在を消すかのようなアニメでした。ギャグもあるのかないのか、ようわからんし。ストーリーもふわふわしてたし。企画者に腹立てました。
印象に残ってるというか、衝撃。


さんかれあ』第1話 私が…ゾンビに…なったら
脚本:高木登 絵コンテ・演出:畠山守 作画監督:胡 陽樹 作画監督補佐:荻原弘光

この話数限定じゃなくて、高木さんと畠山監督の組んだ回は面白い回、というよりは引き込まれる回が多かった印象。確証はないけど、高木さんの脚本ってモノローグが多くて、それが畠山さんのコンテに合ってた。あと、あの微妙なホラーな感じにも。それ以外の回とのギャップが違いすぎて全体的なまとまりがないんですよね。
最後の舞台演出が好きなんです。あと、全体を通してボーリング場の中が好きでしたね。だから2話も好きです。


ちはやふる』第19話 ながらへば
脚本:森山あけみ 絵コンテ・演出:伊藤尚往 作画監督田崎聡、宮前真一、高田晴仁

才能のない人間の葛藤ですよね。やっぱり、「葛藤」ていうのは青春を描いていくスポーツものなら逃げちゃいけないものですよね。千早に「才能」という部分で思いを馳せる太一はいいですね。それをしっかりと描いていたってのもあるんですが、三人目の主人公である新の動きも水面下で動いてるんだよと伝えるところもグッドです。

絶園のテンペスト』 第4話 罰あたり、ふたり
脚本:岡田麿里 絵コンテ:安藤真裕 演出:あべたつや 作画監督岡崎洋美、長田絵里

前半の安藤監督のコンテ回は三回あったんですが、一番好きなこの回。すっげえどうでもいい話なんですが、それをコンテで魅せてる。間の使い方とかが上手くて退屈しないんですよね。安藤監督のアクションはないものの視聴者の目を離さないコンテはさすがだなあ、コンテの力ってのを感じたような。

うーん。このくらいしか思いつきませんねえ(笑)。
謎の彼女X』は平均的に面白かったし、『ガールズ&パンツァー』は面白かったのが前半で、でもその中で「これは!」みたいなのもありませんし。
あ、思いついた。

Fate/Zero』第24話 最後の令呪
絵コンテ・演出:あおきえい 作画監督:菊池隼也、清水慶太、白井俊行、藤崎静香、須藤友徳、碇谷敦

ホントは一話選びたかったんですが……、2011年だそうで。
この回か覚えてないんですよ、もしかしたら次の話数かもしれません。
「ぐるぐるまわってすごーい」

新世界より』第10話 闇よりも
脚本:浦沢広平、十川誠志 絵コンテ・演出:山内重保 作画監督羽山淳一

最近ようやく観たんですよ、だから印象に残ってて。
書いてると、そういや羽山さんの仕事ってあんまり意識して観たことなかったなあとか思ったり。
これが作家性ですよ!!