2016年9月17日 2nd第12節 AWAY 大宮アルディージャ戦

自分は結果が分かった状態で試合を観たのでそこまでストレスが溜まることはなかったんですが、生で観ていた人はキツかっただろうなと思いました。
大久保嘉人選手の退場シーン、ロスタイム間際に江坂選手に逆転ゴールを許されたシーン、試合終了直後の乱闘騒ぎ、そしてサポーターの揉め合い。
生で観ていなかった自分も色々と感じる試合だったのでつらつらと書いて行きたいと思います。
全体から見ても分かるように後味の悪いゲームでした。試合後も含めて。試合に関しては大久保嘉人選手が退場して10人になった場面がターニングポイントでしょうか。あの頭突きが当たってたにしろ、当たってないにしろ、そう見えてしまったのは問題だったと思います。そして、そのせいで前半から苦しい試合になってしまいました。
試合後、選手や監督が言っていたように冷静さが必要だったと思います。
風間さんのサッカーになって長いですが、このサッカーにおいて焦れないことは大事です。一番とは言えませんが、かなり大事だと思います。今年は失点が減り焦れずに粘って戦えてきました。だから、この試合で焦って冷静にできなかったことは悔やまれることだと思います。
10人になって失点してハーフタイムを迎えたときは、もう厳しいかなと思いました。ただ、後半からは大宮が決定機を外すこともあり失点せずにアグレッシブに攻め手逆転できました。10人になって激しく闘えていたなら11人のときからやってくれと言っている人もいますが、10人と11人じゃリスクのかけ方や知力面で違うのでそれは難しい話だなと思います。
3点目を決められた逆転の場面も、力尽きたという一言が表れていたと思います。大島僚太選手も言っているように逆転することに力を使ってしまったかなと。なにせ攻撃も守備も10人なので。ライターの河治さんが川崎の守備の課題についてツイートしてましたが、10人だったんですよね何回も言いますが。そこは踏まえてもらわないとなーと思いました。
大宮の渋谷監督は10人で疲れている相手にサイドアタッカーを突入して横幅を使って攻撃していって優秀な監督だなと感じました。ただ、谷口彰吾選手が言っていたように水を漏らしてしまった。ミスがあり、ミスからの失点だったのでそこは非常にもったいなかったかなと。試合に呑まれてしまったんでしょうか。
試合後も乱闘騒ぎ。まあ、もしエドゥアルド・ネット選手に踏まれていたのなら横谷選手が激昂するのも分からないでもないですが……。ああいったことが観ている子供たちに悪い影響を及ぼすという声もありましたが、単純に後味悪いですね……。
やっぱり主審の扇谷さんの試合のコントロールはどうなるんだろうということは議論していくべきだと思います。個人的な実感としては扇谷さんのが選手とコミュニケーションとってる姿をなかなか観ないんですよね。別に家本さんばりにニコニコ選手と話をする必要はないと思いますが、結果最後に乱闘騒ぎになってしまった理由の一つにはコミュニケーションできてないことがあると思います。
そういった、所謂「荒れた試合」のあとはフロンターレのサポーターが色々やらかしてしまったようで。そこも少し残念ですね。
フロンターレのサポーターは優しいというイメージがありますが、別に全員が全員そうというわけではないです。全てのサポーターが優しいわけでも聖人君主なわけでもありません。等々力で負けた試合があればブーイングをする人だっています。自分はある一定数を越えれば変なサポーターがいてもおかしくはないと思っています。というか、そういう輩は出てきますし、どこにでもいると思ってます。なのでサポーターのグループどうこうの問題で片付けるべきではないと考えます。
ただ、そういった行為がクラブやサポーターにどういう影響を与えるか考えればやってはいけないことだと分かるし許されることではありません。それに今はSNSの時代ですから、どれだけ拡散されるか考えずにやったことだと思うと嫌悪感は強くなります。
一番まずいのはこのままバラバラになって崩れていくことだと思います。けが人も多く、難敵ばかりが続きますが、一つになって闘っていきたいと思います。