2014年 秋クールアニメ 雑感

最近、久しぶりにアニメを観ていて。秋クールも、もう半ばなんで感想でも少し書こうかなと。

SHIROBAKO』6話
今、一番楽しめているかもしれないアニメ、ですね。物語も前後編で言えば、後編で、作品内の緊張感をうまくまとめていた後編だったと思いますし。
作品自体もリアリティ思考だとは思うんですが、いい塩梅でフィクションも入っていて、アニメ様がツイッターで呟いていた、練られてるという感想が非常に納得できます。
この作品の面白い部分は、キャラクターですね。キャラクター一人一人の役割と個性が上手くかみ合ってる部分だと思います。こういうのが群像劇なんだろうな、と思いながら観ています。いい緊張感と、それを越えたときのカタルシスが作品に引き込んでくれます。
キャラクターデザインも今を駆けるぽんかん⑧さんですからね。ツボを抑えてると思います。


ガンダムビルドファイターズトライ』6話
便宜上『トライ』と呼ぶことにしますが、『トライ』は面白いは面白いんですが、戦いながら成長していく物語だと思うんで、まだまだ序盤という気がします。友情で困難な状況を打開していくのではなくて、ガンプラの性能に頼っているきらいがあるので、その辺りは観続けていけば自分好みの展開になっていくのかなと思ったりします。
ただ、変な媚が目立つんですよね。女主人公の格好とか。ギャンを使ってる女の子が主人公に恋心のようなものを抱くとか。どうも、その辺りが気持ち悪いですね。そこらの部分のせいなのか、物語が薄いと感じてしまいます。
一昔前は、主人公に好意を抱くようなキャラクターは、ちびまる子ちゃんでいう「みぎわさん」見たいなキャラクターが多くて、それに対して嫌がるという図式をよく目にしていたと思うんですが、それも気のせいなんでしょうか。そういう部分が中途半端な印象を受けたりします。強烈な個性が見たいのかもしれません。


四月は君の嘘』6話
青春物語といった感じでしょうか。恋愛模様を絡めながらしっとりと綴られていく作品ですかね。あんまり突っ込むような作品でもないですし、淡々と観ていますが、なんと言っても主人公のポエムでしょう。『凪あす』を観てからか分からないんですが、アニメのキャラクターのモノローグが全てポエムに聞こえてしまう病を発症してしまいまして、この作品でも症状が出てしまうんです。だから、ポエムが始まると体がむず痒くなりますが、まあ楽しんでます。
物語が比較的ゆっくり進んでる気がします。月刊漫画で言えば一話程度くらいしか進んでないのに視聴に耐えうるということは、見せ方が上手いんでしょうかね。
ある意味で天才キャラクターが出てきますが、なにを考えてるか分からない天才キャラクターというのは、どう見せるか、難しいところだと思います。何を考えているか全く分からずに自由奔放だと電波キャラと言われかねないし。人間味があり過ぎると普通のキャラクターになってしまいますし、難しいだろうなと思って観ています。
どこら辺まで深い部分をキャラクターに闘わせるか。青春物語はその辺りに期待してしまいます。


Fate/stay night[UBW]』6話
6話はめちゃくちゃ省力コンテでしたね。
Fateに関しては、ぼんやりと観ています。原作も昔プレイしたことあるので、昔を思い返すように観ている感じです。『Fate/Zero』がヒドかったんで『UBW』はどうなるんだろう、と。
ただ、脚本が「Ufotable」名義なのは相変わらずなんですが、そこが解せないですね。なんで会社名義なんだろうなーと。矢立肇さんや東堂いづみさんみたいにすればいいのにと自分は思うわけです。円盤卓さんとか、そんな感じにすればいいのに。
叩かれる的を用意してるようようなもので、なんでそんなことするんだろうなー、と思います。それか、普通の脚本家の方を呼んでくればいいのに。


ガンダム Gのレコンギスタ』7話
まあ、これも楽しく観ています。
『Gレコ』は『ビルドファイターズトライ』を後に観ると、味わい深く観れます。なんか二次創作の世界からガンダムの世界に行くような感じがして。その順番でも観るのがベストだと思いますね。
作品自体はまだ語る時じゃないというか。完結してから語る作品なのかもしれません。どの作品もそうなんですが、この作品は特にそうかと思います。



こんな感じで今回は終いです。アニメが放送終了したときにまた更新できたらいいですが、どうなるかはその時次第なので分かりません。更新できたらいいですね。


PS
魔弾の王と戦姫』もラジオが面白いので観てみたいですね。