冬季オリンピック2014 女子フィギュア

色々言いたいことはありますが、採点競技なんでそこに終始しちゃうと読んでてつまらなくなりそうなのでそこはなんとかしたいですが。まあ、いつも通り適当に書いていきたいと思います。


http://www.isuresults.com/results/owg2014/SEG004.HTM 今回のフリーの点数表。
色々と文句を言いたい部分はありますが(笑)、なにぶん素人なんでね。恥を恐れずにね。
元来、自分はフィギュアの芸術性とかは全く分からないんです。だからジャンプの凄さとかしかわからないんです。ステップも少しくらいは分かりますけど、基本的に自分がやったことのないスポーツはやってない分凄さが理解しづらい部分がありますね。
男子は四回転を飛ばなければメダル争いには加われないと言われていて、みんな挑戦して、でもやっぱり失敗する選手も少なくないんですね。でも、その挑戦してる姿がカッコいいですよ。美しいですよ。そこで、女子フィギュアです。男子選手にとっての四回転は難しくも挑み甲斐があるものだと分かったんですが、女子選手にとっての三回転ってどうなんでしょう。いや、男女差があるというのは分かるんですが、でも失敗してる選手も多いから簡単ではないのかな。でも男女の上位選手を比べると、男子選手は上位の三人でもほとんど一回は失敗してるんじゃないでしょうか。女子選手は失敗してる選手が少ない気がします。
女子選手の三回転が、男子選手の四回転よりもかなり簡単なものなら(三回転三回転とかあるし)、自分の感想としてはつまんねーな、ということになるんです。やっぱり挑戦してる姿、そしてそれをやり遂げた姿に感動するわけですよ。言葉自体は安いですけどね。
だから浅田真央選手には感動しましたよ。ショートからのフリーの流れは、普通に金メダル獲るよりも人々の心を打ったと思いますよ。日本人だからですかね。悲喜こもごもって感じがしました。三回転半に挑戦して、それを見事に決めて、そこからの演技は見入ってしまいました。だから演技後の感極まった姿にこっちも感極まるわけです。
だから他の女子選手にも挑戦をして欲しかった。それこそ男子選手の四回転くらいほとんどの選手に挑戦して欲しかったんです。演技構成点が高くないとか、そんなのは知らんのですよ。アンパイをいってメダル獲ったって喜ぶのはその出身国くらいだろと。挑戦するその姿と達成した選手に見ている人間は胸打たれるわけです。だから、その辺スポーツの意義を大切にしようぜ近代オリンピックさん、と思いました。
多分、伊藤みどりさんがトリプルアクセルを決めた頃から、そこまで高く点数がもらえることは少なくなって行ったんじゃないかと思いました。日本人だからか、フィギュアのジャンプ、一瞬の美というのを重視し過ぎるきらいはありますが。

優勝はロシア。でも団体戦で名を上げたリプニツカヤ選手ではなく、団体戦に出れなかったソトニコワ選手。これはこれでドラマがあるなと思いました。
ここからは陰謀論ですが、ショートプログラムリプニツカヤがジャンプを失敗したときにロシア首脳陣から切り捨てられて、ソトニコワ選手に点数が上がるように指示されたんです。だからフリーのソトニコワ選手の点数はかなり高い。

キム・ヨナ選手は銀でした。金を獲って、会見のときに浅田選手に絡めてなにか発言してくれたら彼女二人のドラマとしては面白かったのになと不健全ながら思います。でも、キム・ヨナ選手に対しての韓国の過剰報道ぶりを見てると、彼女は銀メダルでよかったのかもしれません。

うだうだ文句を述べてきましたが、四年に一回の緊張感の高まる試合本番、そのなかで自己ベストをどんどん更新していく選手たちは観ていて気持ちのいいものでした。