冬季オリンピック2014

小泉首相でも紳助さんでもないけれど、感動しました!
ハーフパイプすごい!

冬季のオリンピックが始まってからずっと思ってたことがあって、それは冬季オリンピックは俗っぽいなということなんです。
夏のオリンピックはマラソンとかも含めて走る競技が多いですよね。それが祭典を想起させるんですよ。ただ、冬はスノボーとかがあって古の歴史を感じられないんですね。まあ、近代オリンピックだからしょうがないのかもしれませんが。
そこで、今日の男子スノーボードハーフパイプですよ。感動しちゃいましたよ。心震えましたよ。
ハーフパイプは一発勝負の闘いではあるんですけど、二回挑戦できるんですね。割と一回目から勝負をかけてくる選手が多くて、やっぱりどんな選手でも上を狙ってるんだなと思いながら観てたんですが、平岡選手には感動しました。
一回目で平野選手が90点台を出して一位になりました。年下ですよ。負けられねえと思ったはずです。二回目、どの選手も勝負を懸けにきて転倒する選手続出です。そのなかでポドラドチコフ選手が大技を決めて、一位に名乗り出ました。出走の順番が来るまで平岡選手はどういう心理状態になったんでしょうか。「やってやるぞ」というやる気と、「いけるのか?」という不安が入り混じっていたと思うんです。そんなギリギリの状態で最後の最後に決めた大技。鳥肌立ちました。そして感動しました。心動きますよ。ホントに。(実況も良かったかと思います)
その放心状態のまま女子ノーマルヒルが終わるまでいました。高梨選手も残念でしたね。

今回のオリンピックは全体的にあと一歩でメダルというのが多いような印象です。それが一番観ている側としてもやるせないというか、もどかしいんですけどね。
そのあと一歩というのは自分は分からないんですよ。心の問題なのか、技術の問題なのか、相手の実力を見誤っていたのか、自分には分かりません。
元々、スキーをやっていない人にはスキー競技の難しさは分からないでしょう。スノボーもやっている人間の方がよりその難しさや凄さが分かるでしょう。まあ、これはどの競技にもどのスポーツにもいえることですね。

とにもかくにも、久しぶりにスポーツで楽しめました。Jリーグの開幕が待ち遠しいですね。