第六回声優アワード

まあ声優を語るのもどうかとは思うんですよ(笑)。普段はニワカと言えど作画を語ってるわけですから。まあ演技についてとかではありませんので一応。
自分はナチュラルに演技する人が好きですね。

声優アワード自体、共済や協賛で参加している事務所や参加してない事務所があったりと、あまり権威のあるものではありません。
まあでも肩書きはつくわけですよね。


パーソナリティ賞:井口裕香

自分が注目したところはここです。自分は井口さんが好きな声優さんの一人でして、ファンと言ってはあまり買い支えてないような気がするんですが……。
アニラジを聞き始めたのは「関東図書基地広報課:男子寮パート」がきっかけになるんですが「関東図書基地広報課」はアニメ「図書館戦争」のwebラジオでして、少しの興味で聞いたらすごいハマってしたのを覚えています。それが2007年の7月ごろだったと記憶しています。
文化放送超A&G+というネットでしか視聴可能なアニラジ専門チャンネルがあるんですが、声優ファンである友人A君がそれを聞いていたんです。自分もアニラジというものに興味がありまして聞き始めようとしました。まあ知らない声優さんのラジオを聞くのではなく、自分の知っている声優さんのラジオを聞こうと思いました。
そこで聞いたのが「井口裕香の超ラジ!Girls」でした。「超ラジ!Girls」とは平日の五日間18:00-19:00を若手女性声優が生放送でパーソナリティを務めているものでした。このラジオは簡易動画というものがついておりパーソナリティが見えるんですよ。ラジオじゃない、という突っ込みが入りそうですがアンケートでそういう意見が多かったそうです。
井口裕香さんは「とある魔術の禁書目録」のインデックス役で知ってたんです。伊藤かな恵さんも知っている声優さんではありましたが、確か友人にどっちが面白いか聞いた気が……(笑)。
聞いたときに思った感想はすごく元気な喋りで、なおかつ勢いのある一人喋りをする人だなあと思いました。もちろん面白さもありましたが、気になったのはウザい喋りをすることです。もちろん良い意味ですが、それが個性になっているのが特徴なのかなと思いました。
芸人さんでもうまくしゃべる人は沢山います。渋谷のよしもと∞ホールという劇場があって二、三年前はネットで生中継してたんですが芸人さんの喋りを観る機会があったんですが、色々な若手芸人の喋りを観てましたが上手い喋りをする人はやっぱり目立ちますね。でも上手い人を多く観てると個性のある喋りをする人がいなくなる気がするんです。
自分が個性的な喋りをするなあ、と思ったのはLLRというコンビの福田さんですね。ちょっとウザい感じがしたり誘い笑いをする感じは自分にとって参考になったと思います。
話を井口さんに戻して、「超ラジ!Girls」が終了した後「井口裕香のむ〜〜〜ん ⊂( ^ω^)⊃」に番組は変わっていますが井口さんの明るく元気な勢いのある喋りは健在ですね。動画を上手く活用してると思います。
文化放送超A&G+では他にも二つの番組も担当しており、「こむちゃ」「はみラジ」生放送は二番組という働き。「こむちゃ」では自分の尊敬する櫻井孝宏さんと組んで毎回アニソンを歌う歌手のかたをゲストに迎えています。ゲストが来ると若干空気になりますが音楽の知識は櫻井さんがすごいものを持っているので、そこは任せていいと思います。
自分が井口さんのラジオを観て思うことは、言動や下手なモノマネをすることから「芸人」なんて呼ばれたりしますが、そこが凄いところでもあるんですが自分は井口さんの弄られたときの返しの良さ、そこでの反射神経の高さなんかには驚かされます。あまり芸人がしない、というよりは一回り前の芸人さんがやっていた笑いの取り方が好きなんです。あとはウザさですね(笑)。良い個性になってると思います。

権威のある賞ではありませんが、パーソナリティ賞というラジオパーソナリティの力が認められたものなら嬉しいものだなと思いました。